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コラム

食品臨床試験の価格例と製品形態!~「記憶の精度を高める」の機能性を評価する~

こんにちは!
弊社では、適正価格の高品質なヒト試験 (ヒト臨床試験) を皆様にお届けするよう努めております!
この取り組みの1つとして、様々なヘルスクレームの御見積書サンプルを公開しております!

今回は、ヘルスクレーム「記憶の精度を高める」の届出受理された商品の製品形態に着目して、紹介したいと思います。

【届出受理されている製品形態の調査結果】
消費者庁が管理している届出情報のデータベースより、データを網羅的に取得し、調査致しました。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

<調査対象>
① 本ヘルスクレームを訴求している
② 最終製品での臨床試験をもとに届出受理されている

<調査結果 (一部)>
上記の条件に一致した17件の届出情報より調査したところ、最も多い成分が鶏由来プラズマローゲンで6件 (35%)、次いでホヤ由来プラズマローゲンが3件 (18%)、クルクミンが2件 (12%) でした。
そこで、プラズマローゲンとクルクミンについて、機能性や効果についてご紹介します。

<プラズマローゲン (リン脂質の一種)>
哺乳類の体内の脳・心臓・骨格筋といった酸素消費量の多い組織に含まれる成分です。リン脂質は脳に存在する脂質の約半分を占め、プラズマローゲンはそのうちの 20%を占めており、脳にとって重要な役割を果たしています。また、高齢者やアルツハイマー患者の脳には、プラズマローゲンが少ないことも報告されています1,2)。本成分については、脳神経細胞を用いた研究からマウスやヒトでの研究も多く行われており、『記憶の精度を高める』製品の機能性関与成分としてよく用いられている理由の一つであると考えられます。
プラズマローゲンはホヤ、ホタテ貝、鶏肉などに含まれていますが、熱により壊れてしまうため、食品から有効量を摂取するのは困難とされています。そのため、サプリメントの形態で摂取するのが効果的です。

<クルクミン (ウコン等に含まれるポリフェノール類)>
ウコン (ターメリック) などに含まれ、スパイスや食品領域の着色剤として利用されています。日本ではウコン色素として既存添加物に指定されています。アルツハイマー型認知症は、アミロイド β と呼ばれる物質が脳内に凝集し脳神経に悪影響を与えることで起こるとされていますが、クルクミンはこのアミロイド β の凝集を抑制することがこれまでの研究で報告います3)。

その他の調査情報は以下のPDFにまとめておりますので、ご覧ください。
https://www.xn--79q34w.com/pdf/M20200903.pdf

ヘルスクレーム「記憶の精度を高める」での試験デザインおよび価格例 (御見積サンプル) は以下のURLよりご覧ください!
https://www.orthomedico.jp/clinical-trials/case/stomach.html

その他のヘルスクレームの価格例の紹介はこちら↓
https://www.orthomedico.jp/clinical-trials/case.html

これまで培ってきたノウハウを活かして、皆様に最適な試験デザインのヒト臨床試験をご提案致します。
ヒト臨床試験についてのご相談・ご依頼を承っておりますのでお気軽にご相談、お問合せください。
https://www.orthomedico.jp/contact.html

参考文献
1) Maeba R et al., Plasmalogens in human serum positively correlate with high density lipoprotein and decrease with aging. J Atheroscler Thromb. 2007; 14(1):12-8.
2) Han X et al., Plasmalogen deficiency in early Alzheimer’s disease subjects and in animal models: molecular characterization using electrospray ionization mass spectrometry. J Neurochem. 2001; 77(4):1168-80.
3) Yang F et al., Curcumin inhibits formation of amyloid beta oligomers and fibrils, binds plaques, and reduces amyloid in vivo. J Biol. Chem. 2005; 280 (7): 5892-901.

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