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食品の臨床試験は結果と結論の不一致が多い??

こんにちは。
株式会社オルトメディコ 臨床学術課です。

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京都大学が、機能性表示食品の研究不正を伝える論文を公表。
結果と結論の不一致について指摘。
https://www.jclinepi.com/article/S0895-4356(24)00057-X/fulltext
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京都大学が公表した
機能性表示食品の研究不正を伝える論文を
皆様はご覧になられたでしょうか。

機能性表示食品の届出に使用する
科学的根拠となる臨床試験の多くは、
機能を示す素材を持つ原料会社、もしくは、
その素材が含まれる製品を販売会社が
食品CROに段取りを依頼し、実施されています。

京都大学が公表した論文では、
『政府機関や大学などの中立的な機関が実施した研究は、
CROや食品メーカーが実施した研究よりも
結果と結論が不一致する確率が低い可能性がある。』
と記述されていましたが・・・

悲しいことに、中立的な機関である大学であっても、
一部では試験実施前のUMIN-CTR登録後に
試験目的や評価項目の記述内容を変更している
ケースも見受けられ、研究の透明性への懸念は、
食品を介入とした臨床試験の運営に携わる
機関すべてに対していえることなのかもしれません。

臨床試験から得られた結果を
正しく消費者に伝えることは重要です。

しかし、
正しい結果が得られて、
はじめて消費者に大きな還元をもたらすことを考えると、
適切にデザイン・実施された試験を
計画・運営することが何よりも大切です。

また、昨今では、
機能性表示食品の摂取による健康被害が問題となっています。

今一度、
食品の臨床試験を見直す時期なのかもしれません。

オルトメディコでは、
食品CRO業界含め食品を介入とする臨床試験の質を高めるべく、
食品の有効性・安全性評価試験における現状と課題を論文にまとめています。

臨床試験について学ばれたい方はぜひご覧ください。
↓↓
https://www.orthomedico.jp/efforts-for-foods-with-function-claims.html

また、
臨床試験の計画を計画されている、
臨床試験の相談を希望する方がおられましたら、
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