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2024.10.16
免疫とは、「疫を免れる」の文字通り体内の恒常性を保つため、
ウイルスや細菌、微生物などから身体を守る仕組みのことです。
この力が弱まると、
・感染症にかかりやすくなる
・病気や怪我が治りにくくなる
等の悪影響を及ぼします。
高血圧や高血糖が生活習慣病に関わることは有名ですが、
実は免疫にも悪影響なんです。
その理由をまとめました。
①免疫細胞のサイトカイン産生量や病原体への反応性が低下する。
②血行が悪化することで体に栄養がいきわたらなくなり、
白血球が感染部位に到達しにくくなって、感染しやすくなる。
図. 正常な血管(上)と慢性的な高血糖・高血圧の血管(下)
③感染で受けた傷を修復する機能も低下することで、
抗生物質などの薬物治療でも薬が感染部位に到達しにくくなり、薬の効果が弱くなる。
免疫細胞本来の機能が低下し、
かつ動きにくい状況にされることで本来の仕事がこなせないということですね。
免疫力の低下は文字通り万病のもとと言っても過言ではありません。
血糖・血圧の上手なコントロールを心がけていきたいですね。
動物モデルでは抗高血圧薬の介入が
免疫機能を調節するデータが得られています。
https://academic.oup.com/ckj/article/16/9/1403/7085012
理論的には、ヒトでもあり得る話ではありますので、
血圧の調節作用を持つ食品において、
新たに免疫機能を評価してみるのはいかがでしょうか?
1) Schuetz P, et al : Diabetes and sepsis : preclinical findings and clinical relevance. Diabetes Care 34: 771―778, 2011.
オルトメディコでは、
免疫力を高める食品のエビデンス取得も承っております。
もちろん、血圧評価もお任せください!
○2024年10月23日(水)~25日(金) |
ヒト臨床試験 (ヒト試験)
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