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2024.11.15
医療機関への来院に依存しない臨床試験はご存知でしょうか?
英語では Decentralized Clinical Trials (DCT) と呼ばれます。
医療機関で行われていた臨床試験に関する行為を分散化させ、患者が定期的に来院しなくても臨床試験に参加できることをメリットとした試験手法です。
評価の中には対面での聞き取りが必須であるものもあるため、すべての臨床試験をDCTで実施できるわけではありませんが、ものによってはDCTを有効に利用できることもあります。
たとえば、腸内フローラ検査はDCT実施できる検査の1つであると考えます。
腸内フローラ検査は、専用キットを利用することで個人でも行うことができる検査です。
ただ、検査費用が少し高く、臨床試験を設計する際に、医療機関を利用する設計にすると、全体の費用が高くなってしまう懸念があります。
しかし、DCTで臨床試験を設計すれば、医療機関の利用費用が抑えられ、臨床試験実施に必要な費用を節約することができます。
臨床試験は医師監修の下で実施されることから、完全な健常者を担保するのであれば、スクリーニング時点で医療機関を利用する設計にする必要がありますが、試験開始後は自宅検査のみとすることも可能です。
臨床試験の価格例 はこちらよりご確認いただけます。
また、弊社が保有するGoトーロクに登録されているモニターは、臨床試験で得られた血液・尿検査データと紐づけられています。医師を介さない調査を検討されている場合は、登録されているモニターの情報から事前に調査対象者層を絞り込み、特定層に対してのみ腸内フローラ検査を実施することも可能です。
モニター対象に行うプレ臨床試験の価格例 はこちらよりご確認いただけます。
(価格例にオプションとして腸内フローラ検査を加えることができます)
自宅で実施できる検査方法が開発されてきたことで、臨床試験の幅が広がってきています!
これまで難しいとされてきたことも、科学技術の進展により、今現在はできるようになっているかもしれません。
少しでも何かピンと来るものがありましたら、ぜひお問い合わせください!!
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