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2025.01.23
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「ニュートリゲノミクス」とは、
ゲノム科学と栄養学を組み合わせた最先端の研究分野であり、
食品成分が体内に与える影響を網羅的に検証することができます。
ニュートリゲノミクスサービスでは、食品成分を特定の細胞に添加し、
その細胞内での変化を分析・解釈することで、素材が持つ機能性を評価します。
本日は、ニュートリゲノミクスサービスの活用例として、
3つの解析手法をご紹介いたします!
① 食品素材の新機能性を網羅的に探索する試験
(トランスクリプトーム解析)
目的 | 食品素材の影響による遺伝子の転写産物発現量の変動を調べることで、機能性の可能性を推察する。 |
---|---|
手法 | トランスクリプトーム解析 |
細胞 | 腸管由来細胞 |
素材 | 1種類 (食品素材A) |
処理数 | 2種類 (未処理、処理A) |
試行回数 | 3回 |
サンプル数 | n=6 |
納品物 | 生データ、発現レベル比較データ、報告書 |
参考価格 | 300万円 (税別) |
トランスクリプトーム解析は、細胞内の転写物を収集し遺伝子発現を分析する方法で、RNA-seqやマイクロアレイなどの技術が使用されます。
② 食品素材の新機能性を網羅的に探索する試験
(プロテオーム解析)
目的 | 食品素材に関連するプロテオームプロファイリングを行うことで、機能性の可能性を推察する。 |
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手法 | プロテオーム解析 |
細胞 | 腸管由来細胞 |
素材 | 1種類 (食品素材A) |
処理数 | 2種類 (未処理、処理A) |
試行回数 | 3回 |
サンプル数 | n=6 |
納品物 | 生データ、タンパク質同定・比較データ、報告書 |
参考価格 | 400万円 (税別) |
プロテオーム解析とは、細胞内で発現しているタンパク質を全て収集し、網羅的に同定・分析する方法です。
一般的に、タンパク質の発現量や発現場所、修飾の状態、タンパク質同士の相互作用など様々な情報を調べることで生体内作用にタンパク質がどのように関わり合っているかを解明します。
③ 食品素材が持つ機能性の作用機序を推察する試験
(メタボローム解析)
目的 | 食品素材に起因する細胞内の脂質代謝変化を分析することによって、機能性の分子生物学的作用機序を推察する。 |
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手法 | メタボローム解析 |
細胞 | 脂肪細胞 |
素材 | 1種類 (食品素材A) |
処理数 | 2種類 (未処理、処理A) |
試行回数 | 3回 |
サンプル数 | n=6 |
納品物 | 生データ、代謝物質同定・比較データ、報告書 |
参考価格 | 400万円 (税別) |
メタボローム解析とは、細胞内に含まれる代謝物質を全て収集し、その種類や濃度を網羅的に分析する方法です。トランスクリプトーム解析やプロテオーム解析に比べて、メタボローム解析では、表現型により近い情報を獲得できます。メタボローム解析により、遺伝子発現の最下流に位置する代謝物の変動が認められれば、高い可能性で細胞における表現型の変化との関連性を推測できます。
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