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食の安全・安心を確保するには、原料から製品まで、様々な側面から検証する必要があります。

近年、「ニュートリゲノミクス」や「フードミクス」など、オミクス解析を応用した新技術が開発され、その未知の可能性やリスクを検出できる仕組みが高く評価されています。
また、それらの食品の安全性評価における有用性も期待されています。

フードミクスでは、食品の安全基準を高めることで、消費者の幸福、健康、信頼感を向上させることを目的に、食品の品質管理や安全性評価、成分分析などの場面で、ゲノミクスやメタゲノミクス、トランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクスなどのオミクス解析を活用します。

実際に、食品の衛生管理手法であるHACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point; 危害要因分析重要管理点) では、オミクス技術を用いた食品衛生管理方法が提案されています。

フードミクスでは、分析対象物質を事前に決めず、網羅的に分析を行います。そのため、ロットごとの定量定性試験をもっても完璧に検出できない微生物や自然毒、化学物質による食品の安全性リスク、または原因不明の食品の安全性リスクに対する、未知の成分や汚染源を特定することが期待されています。

また、一種類ではなく複数のオミクス解析を統合して行う解析は「マルチオミクス解析」と呼ばれます。
単独のオミクス解析より高い網羅性と正確性が認められ、オミクス解析の主流になりつつあります。

オルトメディコは、細胞を用いて食品素材の新機能性の探索や食品素材が持つ機能性の作用機序の推察をすることができる「ニュートリゲノミクスサービス」を提供しています。
網羅的な分析を行うため、機能性に加えて、食品成分の安全性についても予測が立てられます。

ニュートリゲノミクスサービスについて、動画でもご紹介しています。

【サービス概要編】

【サービス詳細説明編】

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