皆様、こんにちは。営業部のリュウです。

先日に「兵馬俑と古代中国～秦漢文明の遺産～」という展覧会を観に行きました。

日中国交正常化50周年の節目を記念に、秦・漢王朝の中心地域である関中の出土品を主として、日本初公開となる一級文物(日本の国宝にあたる)など約200点が来日しています。
今回上野の森美術館での開催は巡回展の最後であり、中国古代史を勉強するには、非常に貴重なチャンスとなっています。

まずは「銅車馬」です。

この角度から見れば、「車」という漢字の書き方が解けます。象形文字として、当時の戦車をそのまま表現しています。

総数約8000体と推定される兵馬俑の中で、かつて11体しか確認されていない希少な「戦服将軍俑」は今回初めて日本で展示されます。至近距離で見ると、古典的な造形美に圧倒され、やはり威風堂々でかっこいいと感じています。

個人的に一番好きなのはこの「跪射武士俑」です。手をよく見たら、まるで「いいね！」をしているようにも見えますね。

せっかくなので、帰りはかつて秦の都城である西安市の名物料理「肉夾饃」を食べました。
「肉夾饃」は、白い蒸しパンを焼いて、中に煮込んだ肉の細切りを挟む料理で、「中華ハンバーガー」とも呼ばれています。素朴ですが、なかなか美味しいです。

兵馬俑は小学生のころからずっと行きたかったですが、何回のチャンスも逃して結局行けなかった。今回まさか東京で観れて感無量です。でも、本場「秦始皇帝陵博物院」では何千体が保存されていて、もっと大迫力の展示となりますので、人生は一度訪ねてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました！